生成AIが何でも自動化できる時代になって、あらゆる場面で自動化するかしないかの判断を迫られるようになりましたね~
ただですよ?自動化の話ってどうしても「善か悪か」という割と雑な二択に落ち着きがちなんですけど、実際の話、二択で片付けられるほど単純じゃなくね?とも僕は思っているんですね。
AIによる自動化そのものに善悪があるんじゃなくて、
結局、何を自動化すんのか?で話は全く変わってくるわけでして、、、
AI自動化の善悪は何で決まるのか
結論から言うと、思考や判断そのものを手放す自動化は良くなくて、繰り返しの単純作業を手放す自動化はむしろ継続力を上げるっていうのが僕の見立てです。
線引きさえできてりゃ、AIをどれだけ使い倒しても価値は落ちひんがなと。
実際、境界線を越えた自動化がどうなるか?
あなたももしかしたらご存じかもしれないが、SNSやネット上で結果が出てるわけですよ。
「AIスロップ」って言葉、知ってますか?
簡単言うと中身がなくて、既存の検索結果を薄めて量産しただけのAI生成コンテンツのことなんですけど、Googleは2026年に入ってこれを本格的に粛清していっているわけです。
今年の2月のコアアップデートで大量のAIスロップサイトのインデックスを飛ばして、3月のアップデートでは組織的に量産されたAIページを名指しでターゲットにして、該当サイトのトラフィックが50〜80%落ちたという例まで出てます。
ちなみにYouTubeのCEOも2026年の最優先課題として、
「AIスロップの管理」を掲げてるくらいですからね。
まあこれに関してはAIを使ったこと自体が悪いんじゃなくて、考える工程そのものをまるごとAIに投げて、中身のない量産品を並べたことが問題なわけです。
つまり思考を手放した自動化の末路が、
「AIスロップ」って言葉に集約されてるってワケですね!
摩擦を消すAI自動化は継続力を上げる
単純作業を手放す自動化は真逆の効果を爆誕させます。
良い行動を続けたいなら、行動にかかる「摩擦」を減らすことが1番の近道ですが、僕ら人間は基本的に省エネで動くようにできてるので、同じ行動でも摩擦が少ない方を無意識に選び続けます。
つまり継続を決めるのは根性じゃなくて、摩擦の量ってワケです。
摩擦ってのは、考える作業じゃなくて、考えた後の面倒な作業のことです。
例えば発信活動における動画撮影はできても編集で心が折れて更新が止まる人、僕は現場で何人も見てきましたし、このケースでいくと摩擦は編集の工程にだいたい潜んでいるという事に僕は気づきました。
AI歴5年目の僕があえて全自動化をしない理由
少し自分の話をさせていただくと、
僕が最近リリースした動画自動編集システムも、あえて全自動化にはしてません。技術的にできないからじゃなくて、あえてやってないんです。
全部をAI化すると「価値」が消えるって僕は思ってるからです。
何でもAI化できる時代だからこそ、「人」の部分が大事になってくるわけですし、それこそGoogleに蔓延ってるAIのゴミ記事とか、嘘か本当かも分からないコンテンツとか、そういうものが市場に飛び交ってる今、僕らが無意識に判断してることって「これってAI?」なんだと思います。
本来AIって補助的なポジションだったはずなのに、多くのAIユーザーは補助からメインの座に据えてしまってるんですよね。
で、そうすると受け手はどう思うか?嫌悪して、辟易します。
技術やタスクを全部AIにパスすること自体は、100%悪いわけじゃありませんが、ただそこに自分の熱量や想いが宿ってるかどうか?は、また別の話です。
惰性でコンテンツやプロダクトを作ってるAIユーザーって正直かなり多いです。それを客観的に見たとき、僕はけっこう萎えました。
だから今回構築した顔出しトーク動画向けの自動編集システムも、全自動化はしてません。
顔出しで発信するっていうのは、今の時代かなりのマイノリティで、敷居も相当高い。
・顔を出して自分の熱を発信する
・自分の想いを言葉に乗せる
これはとても勇気が要ります。
中には心をえぐってくるような言葉が飛んでくることもあって…
そうですね、それなりの覚悟も要るんです。
それ以外にも、自分で喋って、それを自分で編集するっていうのはかなり骨が折れるアクションです。
240日ほぼ毎日動画を投稿してる僕が言うんだから間違いない、相当キツいです。
ただ、顔出しをやめるという選択肢は僕にはありませんでした。
ただ、編集くらいはラクしていいだろうとも思ってます。
だから顔出しの素材とBGMは発信者本人が担って、それ以外は全部Alphaが担うっていう棲み分けのもとで、少し前に自動編集システム「Alpha」をリリースしました。
顔出しで発信してる勇者と、これから始めようか迷ってて編集の重荷で足を止めてる挑戦者に使ってほしくて作りました(^^)
まあこれ以上話すとテーマから脱線するので、興味のあるひとだけチェックしてみてください↓
あなたもAI自動化について1度よく考えてほしい
結論、良い自動化と悪い自動化の違いってのはシンプルな話です。
考える部分、判断する部分、想いを乗せる部分はAIに丸投げすると価値が消えますが、考えた後に続く面倒な単純作業を手放すのは、継続力を上げる方に働くということです。
自分が今使ってるAI自動化が、思考を手放してるのか、それとも摩擦を消してるだけなのか?
一度立ち止まって仕分けしてみると、AIとの付き合い方はもう少し整理できるかもしませんね(^^)



